塔を守る貴婦人―中世 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ジュリアナは今日も剣を携えて森へ出かけた。一年前、城主だった父を亡くし、それ以来、男装して領地を守っているのだ。森は血と陰謀の匂いに満ち、闇夜にまぎれて密偵たちが馬を駆る。ジュリアナはひづめの音に耳をすまし、さっと身がまえた。誰かいる。敵だろうか、味方だろうか?彼女は部下を引き連れ、人影に近づいた。月明かりが蒼白の騎士の顔を照らしだした。
内容(「MARC」データベースより)
ジュリアナは今日も剣を携えて森へ出かけた。1年前、城主だった父を亡くし、それ以来男装して領地を守っているのだ。ひづめの音に身がまえたジュリアナ。人影に近づくと、月明かりが蒼白の騎士の顔を照らしだした-。
氷の令嬢 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ある晩餐会で、そのまなざしを感じたとたん、ポーシャの運命は狂い始めた。まなざしの主は、ディエゴ・サエス。やり手の実業家で、次々に女性をものにするプレイボーイだ。晩餐会の夜以来、ディエゴは執拗にポーシャにアプローチをかけてくる。まるで狩りを楽しんでいるかのように。お金さえあれば、女性はみんな思いのままになると思っているのね。ついに業を煮やしたポーシャは、冷たい口調でディエゴに言い放った。「私があなたのような人と関係を持つと思うの?」その瞬間、彼の表情が一変し、ポーシャの背筋に戦慄が走った。
内容(「MARC」データベースより)
ある晩餐会で、そのまなざしを感じたとたん、ポーシャの運命は狂い始めた。まなざしの主はディエゴ・サエス。やり手の実業家で、次々に女性をものにするプレイボーイ。ディエゴは執拗にポーシャにアプローチをかけてくるが…。
新妻の嘆き (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
ネーナは、唯一の身内である祖父の告白に衝撃を受けた。祖父は末期癌を患っていたのだ。そのうえ、事業の後継者が必要だから実業家のラモン・ビヤルバと結婚してくれと言う。そうしなければ、安心して旅立つことができないと。先日、あの傲慢そうな男性が屋敷を訪ねてきたのは、私を値踏みするためだったのね!まだ十九歳なのに、結婚なんてしたくない。でも、祖父に心配をかけたままでいるのは耐えられない。結局、ネーナは承諾するよりほかなかった。胸に芽生えたラモンへの憎しみを押し隠して。
内容(「MARC」データベースより)
末期癌を患う祖父から、事業の後継者が必要だから実業家のラモン・ビヤルバと結婚してくれと言われたネーナ。まだ19歳なのに、結婚なんてしたくない。しかし、祖父に心配をかけたくないネーナは承諾するよりほかなかった。
藁くじの花嫁 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
バー・M・バー牧場のマクレーン兄弟は決断を迫られていた。母親が死んで三年、もうまずい食事にも汚い部屋にもうんざりだ。いま着ているシャツもいつ洗濯したか覚えていない。それに後継者のこともある。この家には家政婦ではなく、どうしても花嫁が必要だ。問題は、兄も弟も結婚する気がないことだった。そこで二人は、ほうきから二本の藁を抜いて、どちらが結婚するかをくじで決めることにした。かくして短い藁を引いた兄の、不本意な花嫁探しが始まった。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
シュルツェ,ダラス
アメリカロマンス作家協会のRITA賞受賞の実力派作家。24歳でデビューして以来、30作あまりの作品を発表している。ヒストリカルだけでなく、現代物も数多く執筆。米カリフォルニア州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
美しき義賊 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
清教徒革命を経て王政復古がなった一六六五年、イギリス。ヨークシャーの街道筋には、金持ちばかりを狙う辻強盗が出没した。奪った金品は、重税にあえぐ貧しい人々に分け与える。この辻強盗をつかまえるため、王はラトリッジ男爵を派遣した。華やかなロンドンから、ヨークシャーの片田舎へ。さぞ退屈な日常かと思ったが、そんなことはなかった。滞在先の館の女主人ミス・フェアファックスは、清楚で厳格。宮廷の貴婦人たちを見慣れた男爵の目には、とても新鮮に映った。“仕事を終えて帰るまでに、お楽しみがあってもいいな”男爵にとって、それはいつもの恋愛ゲームの続きだった…。
強引な求婚者 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
マリエッタは十八歳になっても結婚する気がなく、次々に現れる求婚者をことごとく断ってきた。継母のレディ・アリスは、そんなマリエッタにさじを投げ、十五歳になる実の娘エメリーンを先に結婚させようと考える。折しも、新しく獲得した荘園の隣に理想の結婚相手が!ソースゲルド城の城主アラン卿の出現に、エメリーンとレディ・アリスは色めき立った。ところが、アラン卿が目をつけたのはマリエッタ。逃げるマリエッタに求婚しようと、彼は少々強引とも言える行動に出る。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ランドン,ジュリエット
イングランド北部の古代の面影を残す村に、引退した科学者の夫とともに住む。美術や歴史に対する興味も旺盛な彼女は、豊かな想像力を生かせるヒストリカル小説の作家を職業に選んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
恋はオフィスで―隠された甘い果実・不機嫌な秘書 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
『隠された甘い果実』―「今夜のパーティには、だれと一緒に行くつもりだい?」上司のジェームズがからかうように尋ねたので、ルーシーは腹が立った。分別くさい秘書に恋人などいるわけがないと思っているのだ。ルーシーはジェームズを見返したくて、罪深いほどハンサムな親友を同伴してパーティに出席した。それを目にしたジェームズは、ルーシーへの独占欲を燃え上がらせる。『不機嫌な秘書』―父親の頼みで、アシュリンは大企業ハミルトン社の役員を務めるはめになった。ところが、初めての役員会でとんでもない醜態をさらし、若き会長カーター・ハミルトンから辛辣な言葉を浴びせられてしまう。反感をつのらせるアシュリンに、ある日突然カーターから電話があった。有能な秘書がけがのために数週間会社を休むことになったから、できるだけ早く出社して助けてほしいというのだ。
内容(「MARC」データベースより)
「今夜のパーティには、だれと一緒に行くつもりだい?」 上司のジェームズがからかうように尋ねたので、ルーシーは腹が立った…。2001年刊「隠された甘い果実」と1998年刊「不機嫌な秘書」の合本。
裏切りののちに (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
「二千百ドル!」競り台に上がった一枚の絵を見て、キャシーは思わず値をつけていた。それはダンの絵だった。描かれているのは、あのアトリエから見える風景に違いない。アトリエ―ダンが絵を描き、わたしがモデルを務めた場所。ふたりの恋が始まり、終わった場所。どうしても、この絵がほしい。が、付け値はどんどん上がっていく。キャシーが諦けかけたとき、「五千ドル!」と声がかかった。次の瞬間、ダンの姿が目に飛び込んできた。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
リー,ミランダ
オーストラリアの田舎町に生まれ育つ。全寮制の学校を出てクラシック音楽の勉強をしたのち、シドニーに移った。幸せな結婚をして三人の娘に恵まれたが、家にいて家事をこなす合間に小説を書き始める。テンポのよいセクシーな描写を得意としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
十七歳の花嫁 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
父を訪ねてきたニックに会ったとき、リーはひと目で恋をした。こんなすてきな人のためなら死んでもいいとさえ父に言い、十七歳のリーはニックと結婚式を挙げた。だが、結婚初夜からずっと彼はリーに指一本触れようとしない。もう五年も、リーは砂を噛むような空疎な日々を送ってきた。ニックと別れる決心を固めた矢先、彼女は恐ろしい事実を知る。父がニックの家族の重大な秘密を握り、脅迫して、彼に結婚を承諾させたのだという。夫は、別れたくても私と別れるわけにはいかないのだ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
グレアム,リン
北アイルランド出身。ロマンス作家の中でトップクラスの人気を誇る。大学で法律を学んでいた十八歳のとき結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚という経歴の持ち主。スリランカからの養子を含めた五人の子供を育てている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ふたたび熱く (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
「今どき一度もベットを共にしないで結婚を決めるなんて」マギーは自宅で開いたギャリーとの婚約披露の仮装パーティで、親友にそう言われ、心が揺れた。シャンパンと仮装のせいで大胆になっていたマギーは、オペラ座の怪人に扮したギャリーが姿を現すと、クローゼットの中に誘い、自ら唇を重ねて抱きついた。意外にも彼は情熱的で、いつしか二人は激しく求め合う。ところが、マギーが身繕いを終えて部屋に戻ったとき、ギャリーとまったく同じ仮装の怪人がもうひとりいた!さっきまで一緒にいたのは、どっちなの―。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
リー,ジョー
20世紀フォックス社、CBSやNBCなどの米テレビネットワーク局で働き、脚本家としても50本以上の作品にかかわってきた。映画やテレビドラマの仕事のかたわら書いた初めてのロマンス小説がロマンティック・タイムズ誌のベスト・ファースト・ブック部門に入賞。キャリアを変更して小説家となった。講演活動や創作指導なども行っている。アメリカ、ラスベガス近郊に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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